easyMarketsの評判は？長所・短所など評価を解説

easyMarketsは2001年に運営開始、英領バージン諸島金融サービス委員会（BVIFSC）の金融ライセンスを保有する海外FX業者です。

相場急変などボラティリティが乱高下する相場でマイナス残高となっても確実にゼロカットを実施していることで知られており、損失ポジションを取り消けしたりフリーズレートで発注できる独自の取引プラットフォームを導入しているユニークなブローカーです。

原則、固定スプレッド、最大レバレッジ200倍または400倍、豊富な取引銘柄を用意しており、FX初心者向けの教育コンテンツと市場ニュースが非常に充実しています。

以下、easyMarketsの特徴、メリット、デメリット、口コミなどの評判・評価をレビューとしてまとめていますので、海外FXブローカーを選ぶ際の参考にしてくだい。

easyMarketsってどんな会社

easyMarketsは2001年設立、古参の海外FXブローカーです。

世界で最も価値のあるサッカークラブ番付で2位のレアル・マドリードのグローバル・スポンサーに就任しています。アディダス、エミレーツ航空、アウディ、コカコーラなど名だたるスポンサーたちと肩を並べています。

業歴20年以上ですが、日本向けのサービス開始は2018年からであり、日本語対応のホームページの設置も2019年12月からなので他のブローカーよりも遅れを取っていますが、日本語サポートスタッフも増やしており、今後、さらに日本マーケット向けにサービスが強化されていく期待の海外FXブローカーです。

exnessの評価サマリー

easyMarkets 総合評価 86点
レバレッジ	スプレッド	約定力	取扱い銘柄
最大レバレッジ	米ドル/円(pips)	約定スピード (平均値/秒)	通貨ペア数
400倍	2.0	0.95	63銘柄
ボーナス	ユーロ/円(pips)	約定スピード （最高値/秒)	貴金属・エネルギー
あり	2.8	0.73	24銘柄
ゼロカット	ユーロ/米ドル(pips)	注文執行率(%)	株式・指数
あり	1.9	97.8%以上	67銘柄

easyMarketsは業歴長く信頼性あり

日本マーケット向けに運営しているEF Worldwide Limitedは英領バージン諸島金融サービス委員会（BVIFSC）のライセンスを保有しており、グループ各社は厳格なライセンスとして有名なキプロスとオーストラリアのライセンスを保有しておりeasyMarketsグループの信用力は長い運営歴を含めて信頼性は高いと言えます。

※日本在住者はEF Worldwide Limitedの取引口座に資金を預託しトレードを行うことになります。

日本マーケット向けのライセンスがマイナーライセンスとなっている理由は、他の多くの海外FX業者と同様に日本の金融庁からサービス停止の圧力がかからないようにするためであり、マイナーライセンスに甘んじるしかない状況です。トレードシステムやサーバーなどはEasy Forex Tradingと同じ取引環境が使われているので取引リスクは抑えられていると言えます。

easyMarketsのCySECライセンス

取得年月日： 2007年5月29日
CySEC公式ライセンスページ

easyMarketsのASICライセンス

取得年月日： 2003年11月26日
ASIC公式ライセンスページ

easyMarketsのセーシェルFSAライセンス

取得年月日： 2020年10月22日
FSA公式ライセンスページ

easyMarketsのヴァージン諸島ライセンス

取得年月日： 2021年8月23日
FSC公式ライセンスページ

easyMarketsの特徴・メリット

easymarketsには以下のメリットがあり、特に独自開発した取引ツール「easyTrade」はユニークな機能が満載です。

独自ウェブプラットフォームが優秀

easyMarketsの「easyTrade」はウェブ型プラットフォームのトレードツールです。取引、チャート分析、口座管理、ニュース閲覧の機能を備えています。「TradingView（トレーディングビュー）」がベースとなっているため、

• FXのみならず株・仮想通貨など非常に多くの金融商品・銘柄をチャート表示して取引が可能
• チャート分析に使えるツールが豊富
• 特に比較チャート機能が標準装備

といったメリットがあります。

比較チャート機能は相関性がある銘柄を見ながら分析することができます。例えば、相関性が高い米国債と米ドル通貨ペアの動きを把握しながらトレードすることができます。

また、以下のユニークな機能を搭載しており、スリッページなしで約定力も優秀です。

• 60分以内なら損失ポジションを取り消せる
  （dealCancellation）
• 3秒間表示レートを固定できる
  （フリーズレート）

レバレッジ最大400倍、ロスカット水準30%

easyMarketsでは、最大レバレッジは独自ツールで200倍、MT4で400倍であり標準的なレバレッジ水準であるため、ロスカット水準30%であれば余裕をもってポジションを保有し続けることができます。

MT4ではレバレッジの変更は自由

MT4を利用する場合はレバレッジは変更できます。変更できる倍率は400倍、200倍、100倍、50倍、33倍であり、レバレッジを変更するには、チャットまたはメールでサポートにリクエストすると口座に反映されます。

海外FXでは最大レバレッジだけで変更できないと勘違いされることがありますが、相場や実効レバレッジの状況などに応じてできるだけ最適なレバレッジの設定ができれるメリットがあります。

独自ツールでのレバレッジ変更は不可

一方、独自の「easyTrade」でのレバレッジ倍率は取引数量に応じて自動的に200倍、100倍、50倍、33倍から設定されます。

自動的に設定されるためMT4のように自由に倍率を変えることができないため注意しましょう。

トップクラスの取扱い銘柄数

FX通貨ペアの63銘柄は標準的ですがクロス円も豊富です。株式・株式指数、貴金属・商品・エネルギーの銘柄数は多く現物・先物取引を選ぶことができます。

• FX通貨ペア：63銘柄（現物・先物）
• 株式：52銘柄（現物・先物）
• 株価指数：15銘柄（現物・先物）
• 貴金属：19銘柄（現物・先物）
• エネルギー：5銘柄（現物・先物）
• 商品：7銘柄（現物・先物）
• 仮想通貨：3銘柄（現物・先物）

なお、FX銘柄は以下の通りです。

固定スプレッドで取引できる

easymarketsは固定スプレッドなのでマーケットの状況に関係なく取引コストを一定に維持できるメリットがあり、どの口座でも取引手数料は無料です。
しかし、スタンダード口座で他のブローカーと比較すると圧倒的に不利です。

スプレッド比較（スタンダード口座）

初回入金額が20万円以上のプレミアム口座の固定スプレッドは若干狭くなりますが、TitanFXのスタンダード口座よりもまだ高い水準。初回入金額が100万円以上のVIP口座であれば他のブローカーのECN口座水準まで狭くなります。

取引コストを一定に保てるメリットがありますが、取引コスト重視の方は初回入金が少額でも利用できる他のブローカーのECN口座を利用した方が有利だと言えます。

ボーナス・キャンペーンを実施している

easyMarketsでは以下のボーナス・キャンペーンを実施しています。

• 口座開設ボーナス
• 初回入金ボーナス
• 友人紹介キャンペーン

口座開設ボーナス3,500円

easyMarketsでは口座開設すると3,500円の口座開設ボーナスを受け取ることが可能です。
全口座対象、常時開催されています。

ただ、受け取るためには「電話認証」することが必要であり、他のブローカーのように自動付与されたり有効化ボタンを押すだけで口座に反映されません。

口座開設後に初めて会員ページにログインした際に「携帯電話登録ボーナス」というボタンが表示されたら口座にボーナスが反映されます。

初回入金ボーナス（100%+25%ボーナス）

easyMarketsでは、初回入金に限って入金ボーナスが付与されます。

5万円までの入金額に100%ボーナス、5万円以上の金額に対して25%のボーナスが付与されます、初回入金額の最大50万円までに対してボーナスが付きます。

例えば、初回入金額が40万円の場合、以下の入金ボーナスとなります。

• 5万円までの入金額のボーナス＝5万円
• 5万円以上40万円までの入金ボーナス＝87,500円

合計137,500円のボーナスが付与されるので、入金額と合わせた証拠金合計は537,500円となります。

exnessのデメリット（短所）

初回入金額が高い

easyMarketsの初回入金額は以下の通り高い設定となっています。

多くの他のブローカーと比較しても初回入金額は高額です。たとえば、XMTradingでの最低入金額はECN口座も含む全口座で5ドル（500円相当）であり、資金が潤沢にある方以外はeasyMarketsの敷居は相当高くなっています。

取引方法がDD方式

easyMarketsはDD方式を採用しています。
DD方式とはディーリング・デスクのことであり、NDD方式のようにトレーダーの注文をダイレクトに取引マーケットに流さない方式で、トレーダーとeasyMarkets間で相対取引となります。

相対取引では、

• 業者が儲かると、トレーダーが損する
• トレーダーが儲かると、業者が損する

といった利益相反関係となるリスクがあり、取引における透明性を重視する方にはデメリットとなります。

exnessの入出金方法

exnessの入金方法

※：別途、送金銀行手数料と中継銀行手数料がかかります。

exnessの出金方法

easyMarketsのまとめ/総評

easyMarketsは固定スプレッドで提供していますが、取引コストを重視する方にとっては他ブローカーよりも広すぎること、また、初回入金額が非常に高く潤沢な資金がないトレーダーにとってはハードルが高いでしょう。

独自ツールはチャート分析機能などユニークな機能が満載、特に期間内であればポジションをキャンセルし損失トレードを取消にできるのでFX初心者にとってはおすすめです。

easyMarketsの会社・口座取引条件

会社概要

日本語サポート

マージンコール・ロスカット条件など

取引口座情報