多様な入金・出金方法と即時入金・出金が魅力の海外FX業者
海外FX業者を利用する魅力の1つは、クレジットカードなどで入金すれば即座にトレードを開始でき、出金すれば即座に資金が着金することです。海外FX業者は世界中のトレーダーを相手にしており、さまざまな通貨による資金の入金・出金に対応する必要があるため様々な入金・出金方法を用意しています。
海外FX業者を利用する際に入金・出金に関する情報を理解しておくことは非常に重要であり、海外FX業者と安心してトレードを楽しんでいただけるよう、ここではトレーダーの皆様に知っていただきたい「入金・出金方法」や「入金・出金のルール」を解説いたします。
海外FX業者の主な入金・出金方法
海外のFX業者では主に以下の入金・出金方法を利用できます。
- クレジットカード/デビットカード
- 銀行送金(国内/海外)
- オンライン決済(Neteller、Skrillなど)
- バーチャルマネー(仮想通貨)
- 海外FX業者間の資金移動
すべての方法で日本円での入金・出金が可能であり、トレード口座の基本通貨と同じ通貨での入金・出金であれば為替差損が発生しません。
クレジットカード/デビットカード
VISA・Master・JCBなどのクレジット/デビットカードを利用して入金・出金が可能です。
日本で発行されたクレジットカードの場合はショッピングの利用限度額を上限として、デビットカードの場合ご利用限度額までトレード口座に資金を入金することが可能であり、トレード口座にリアルタイムで反映されるので即座にトレードを始めたい方におすすめの方法です。
また、出金の場合も、即座に資金が反映されて着金がスムーズなのでおすすめの方法です。
クレジットカードへの出金は入金時に利用したショッピング枠をキャンセル処理して「返金処理」を行うのでクレジットカード入金分が出金限度額となります。そのため、クレジットカードでの入金額を越える利益分はお客様の銀行口座へ出金することになります。
クレジット/デビットカードを利用する場合、資金洗浄(マネーロンダリング)を防止する目的から、トレード口座の保有者以外の名義のカードは利用できないのでご注意ください。
銀行送金(国内銀行からの入金)
銀行の銀行窓口やATM、ネットバンキングを利用して、海外FX業者が指定している日本国内の銀行口座へのクイック振込入金に対応しています。海外FX業者の指定口座に着金し次第、取引口座に資金が反映され、振込手数料以外に手数料がかからないことから、とても人気の高い入金方法です。
XM(エックスエム)、LAND-FX(ランドFX)、AXIORY(アキシオリー)、TitanFX(タイタンFX)では各社が指定する三井住友銀行口座(口座名義:E PROTECTIONS PTE LTD イープロテクションズ プライベートリミテッド)へ振り込むだけで入金できるサービスが用意されているのでクレッジットカード入金と並んで人気があります。
国内銀行からの振込み入金は、海外FX業者にもよりますが、早ければ10分程度で、遅くても翌営業日には取引口座に入金が反映されます。
海外送金(海外銀行経由の入金)
海外FX業者の海外の銀行口座に、国内銀行の窓口から海外送金を行います。送金手数料がかかり、着金まで3~5営業日くらいかかります。通常、4,000円前後の送金手数料が必要なことと、銀行窓口以外から送金できないので、利用者数が少ない入金方法であり、ゆうちょ銀行は対応していません。
また、出金に海外送金を利用する場合、受取銀行と仲介銀行で別途手数料が発生する場合があり、入金と同様、着金まで3~5日程度かかります。
オンライン決済(オンライン型ウォレット経由の入金・出金)
「PayPal」「Skrill」「NETELLER」の口座をお持ちの方は、各オンライン決済サービスの口座残高を上限として、海外FX業者の取引口座への入金することが可能です。業者によっては、手数料がかかる場合もあります。
オンライン決済サービスを利用して入金した場合、通常、即座にトレード口座に入金が反映され、遅くても1時間程度で反映され、出金の場合も即座に資金が反映され着金するので人気が高くおすすめです。
(2016年9月5日情報掲載)
2017年10月1日より、「NETELLER」「Skrill」は日本居住者に対する入金・出金サービスを中止することになりました。
NETELLERとSkrillから入金しトレード口座に資金が残っている場合は、9月29日(木)までにウォレットサービスへの出金手続きを行うこととなります。
詳しくは、各海外FX業者に関する「入金・出金方法」をご確認ください。
バーチャルマネー(仮想通貨)
2016年頃からビットコインなどのバーチャルマネーによる入金・出金を取り扱う海外FX業者が増えてきています。仮想通貨の市場規模の拡大に伴い海外FXではNetellerとSkrillに代わって仮想通貨の利用度が高まっています。
当サイト厳選5社の内、XM(エックスエム)、AXIORY(アキシオリー)、TitanFX(タイタンFX)、HotForex(ホットフォレックス)とLAND-FX(ランドFX)もビットコインによる入金・出金を取り扱っています。
各FX業者のオリジナルプリペイドカード
一部の海外FX業者では、独自のプリペイドカードを発行しています。プリペイドカードを持てば、取引口座への入金と出金を非常にスピーディーに行えます。
プリペイドカードは「Master」と提携しており、世界中のAMTで出金可能であり、デビットカードとして「Master加盟店」でショッピングに利用できます。
海外FX 入金・出金ルール
海外FX業者では様々な入金・出金方法が提供されている分、一定のルールがあり、ルールに従って入金・出金を行う必要があります。
ここでは、入金・出金に際して覚えておくべきルールを解説いたします。
入金方法と出金方法を同一にする
入金方法と出金方法が同一の方法である必要があります。
たとえば、クレジットカードで入金したら出金もクレジットカードで行う必要があり、国内銀行振込みで入金したら入金元であるトレーダー名義の銀行口座に銀行振込みで出金しなければなりません。
もし、これまでクレジットカードで10万円を入金していれば、10万円までの出金はクレジットカードで行う必要があります。
資金洗浄(マネー・ローンダリング)を防止するAML法(反資金洗浄法)により入金元と出金元の名義の整合性が義務付けられており、「名義の同一性」と「決済方法の同一性」が求められているため入金方法と出金方法が同一である必要があります。
【認められる入出金】
以下のように入金・出金方法が同一であればOKです。
【認められない入出金】
以下のような異なる入金・出金方法は認められません。
トレードで得た利益の出金方法は選択できる
トレード口座に入金した金額までの出金は、入金時と同一方法である必要がありますが、トレードで得た利益については、同一でなくてもよく、お好みの出金方法を選べます。
たとえば、取引開始にあたり、1万円をクレジットカードで入金し、トレードで5万円の利益を稼いで口座残高が6万円になったとすると、利益の5万円をバーチャルマネーで出金し、当初に入金した1万円を引き続きトレード資金として残すといったことができます(当初入金方法と同一の出金方法であれば6万円全額を出金できます)。
【トレードで得た利益分の出金は選択が可能】
クレジットカード/デビットカードへの出金
クレジット/デビットカードへの出金は、入金額を上限として返金処理が行われます。
クレジットカードとデビットカードでの出金は、通常のカードショッピングで、購入後の返品処理によって返金されてくるのと同様の手続きを海外FX業者が行うことでトレーダーのカードに資金が戻されます。
返金処理に関しては、海外FX業者の返金処理からトレーダーに返金(着金)されるまでに2週間程度かかります。
海外FX 入出金 まとめ
海外FXは国内FXと比べて様々な入出金方法を選ぶことができ、一部簡単なルールを覚えるだけなので非常に利便性が高いのです。
海外FX業者は、上記のような世界共通のルールに基づいて世界中のトレーダーの資金を管理していることになります。
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