海外FXの信託保全と分別管理は安全か?

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海外FX 初心者講座

FXでは大切な資金をFX業者に預けながらトレードを行います、そのため、預けている資金がどのように管理されていて守られているのかは、海外FX業者を選ぶ上で重要な判断ポイントになります。

ここでは、トレーダーの資金を保護する「信託保全」と「分別管理」がどのように導入・運用されているのかを解説します。

海外FXにおける信託保全と分別管理とは?

海外FX業者では、以下の2種類の方法でトレーダーの資金を管理・保護しており、万が一の場合でも、トレーダーの資金をトレーダーに返還できるようになっています。

  • 信託保全(資金補償精度)
  • 分別管理

以下、それぞれの仕組み、どのようにして保護されているのかを説明します。

ライセンス保有の海外FX業者は信託保全を導入している

海外FXでは信託保全の導入は義務化されていませんが、金融ライセンスを取得している業者、特にキプロス証券取引委員会(CySec)と金融行為監督機構(FCA)のライセンスを保有している海外FX業者には信託保全が導入されています。

分別管理だけでも資金を保護する効果に期待できますが、万が一、海外FX業者に返済能力が無くなってしまっても、CySecとFCAのライセンスを保有している海外FX業者を利用しているトレーダーの資金は信託保全により保護されるので安全です。

  • CySecライセンス業者: XM(XMTrading)、HotForex(ホットフォレックス)
  • FCAライセンス業者: LAND-FX(ランドFX)

また、AXIORY(アキシオリー)とTitanFX(タイタンFX)は、トレーダーの資金を取引銀行の信託口座に分離管理する信託保全を導入しています。

海外FX業者 信託保全の内容
XM
XM_logo
信託保全(投資家補償基金に加盟)
顧客資金最大2万ユーロ=約250万円まで補償
HotForex
HotForex_logo
信託保全(投資家補償基金に加盟)
顧客資金最大2万ユーロ=約250万円まで補償
AXIORY
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資金全額を信託保全
(Sparkasse銀行の信託口座に分離管理)
LAND-FX
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信託保全(金融サービス補償機構(FSCS)による)
顧客資金最大5万ユーロ=約700万円まで補償
TitanFX
TitanFX_logo_wp
資金全額を信託保全
(National Australia銀行の信託口座に分離管理)

投資家補償基金(ICF)による信託保全

キプロス証券取引委員会(CySec)のライセンスを保有しているXMとHotForexは「投資家補償基金」に加盟しており、2社の取引口座に預けている資金は、投資家補償基金(ICF:Investor Compensation Fund)によって最大2万ユーロ(約250万円)まで資金補償される信託保全が導入されています。

キプロスに本拠を置く海外FX業者は、ICFに加盟する義務があるので、ライセンスの取得と同時にICFに加盟することで信託保全が自動的に導入されています。

ICFによる信託保全は、ちょうど日本の預金保険機構が元本1,000万円と利子を保護する制度に似ており、金融規制当局をはじめとする公的機関が補償する制度なので安全性は極めて高いと言えます。

また、ハイレバレッジを利用できる海外FXでは、少額資金で大きな取引ができるので、利益を含めた口座残高が大きくなり過ぎないよう、定期的に出金しながら口座残高を管理すれば、2万ユーロ(約250万円)までの信託保全で十分だと言えます。

投資家補償基金(ICF)の詳細は、以下の記事をご覧ください。

金融サービス補償機構(FSCS)による信託保全

金融行為監督機構(FCA)のライセンスを保有しているLAND-FXの取引口座に預けている資金は、金融サービス補償機構(FSCS)によって最大5万ポンド(約700万円)まで資金補償される信託保全が導入されています。

この信託保全も、上記のICFと同様に金融規制当局と公的機関によって実施されている制度なので安全性は非常に高いと言えます。

金融サービス補償機構(FSCS)により、トレーダーの取引口座資金は、

最大7万ポンド(約700万円)という大きな補償によって守られるので、ハイレバレを利用できる海外FXでは十分すぎると言える信託保全です。

金融サービス補償機構(FSCS)の詳細は、以下の記事をご覧ください。

独自に信託保全を導入している海外FX業者

AXIORYとTitanFXは、トレーダーの資金を取引銀行の信託口座で管理することで、事業運転資金から完全に分離しながら保護しています。

AXIORYは、世界4大監査法人であるプライスウォーターハウスクーパース(PWC)の監査を受けており、TitanFXは、オーストラリア最大の銀行であるナショナル・オーストラリア銀行(NAB)の信託口座でトレーダーの資金を分離管理しているので、安全性が高い信託保全を実施している、と言えるでしょう。

プライスウォーターハウスクーパースの情報はこちら

ナショナル・オーストラリア銀行の情報はこちら

海外FXの分別管理は安全か?

分別管理とは、トレーダーが預けている資金を、FX業者の運転資金などから切り離して管理するもので、FXトレード目的以外で、FX業者が、トレーダーの資金を流用できないようにする資金管理方法です。

かつて、顧客の資産(ビットコイン)を大量に消失させてしまったマウントゴックス事件というのがありましたが、分別管理を怠っていたため発生した事件であり、分別管理が実施されていたら事件を防げたと言われています。この事件が発生した2014年2月当時の仮想通貨取引所は金融庁に登録しなくても営業できたことから分別管理が疎かになってしまったと言われており、金融庁に業者登録する必要がある現在では起こりえない類の事件です。
マウントゴックス事件に関する記事はこちら(日本経済新聞)

いずれにしても、分別管理による資金管理が確実に行われている海外FX業者を選ぶ必要があります。

ライセンス保有の海外FX業者の分別管理は安全

規制当局からライセンスを取得している海外FX業者には、分別管理が課されています。

分別管理を行わないと罰金を課せられたり、ライセンスをはく奪される恐れがあるので、通常、ライセンスを取得した海外FX業者は、分別管理を徹底させるので、ライセンスを取得していない海外FX業者よりも安全性に優れていると言えます。

当サイトが紹介しているすべての海外FX業者はライセンスを取得しているので、資金を安全に管理するために分別管理を実施しています。

海外FX業者 資金管理のまとめ

  • トレーダーから預託されている資金の管理方法は、分別管理と信託保全の2種類。
  • 分別管理とは、FX業者の運転資金などからトレーダーの資金を切り離して管理し、トレーダーが行うFX取引以外の目的で資金が流用されないようにする資金管理方法。
  • 金融ライセンスを取得している海外FX業者は、ライセンスによって分別管理が課されている。
  • 投資家補償基金(ICF)による信託保全は、2万ユーロ(約250万円)までの資金を保護する。
  • 金融サービス補償機構(FSCS)による信託保全は、5万ポンド(約700万円)までの資金を保護する。
  • 独自に大手金融機関などの信託口座で信託保全し、大手監査法人の監査を受けている海外FX業者も安全だと言える。

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