国内FXがレバレッジ最大10倍へ規制、海外FXのレバレッジと徹底比較!

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金融庁が国内FXのレバレッジ再強化の検討を開始

国内FXで衝撃的なニュースが流れました。金融庁が、国内FXの現行のレバレッジ最大25倍を10倍へ引き下げる検討に入ったからです。

2010年以前にはレバレッジ規制がなかった国内FXでは、2010年に50倍、2011年には現行の25倍までレバレッジを引き下げてきており、金融庁は再度、レバレッジ規制強化の検討に入りました。

外貨を扱うFXでは、外貨預金とは異なり、売買する外貨相当の資金を入金する必要がなく、レバレッジ(証拠金倍率)を利用して少額資金で大きな取引ができるメリットが人気となり、年々FX口座数と取引金額が拡大してきました。しかし、金融庁は、このたび、入金元本である証拠金がなくならないようにレバレッジ制度の設計の見直しに着手し始めました。

国内FXのレバレッジ 25倍~10倍へ、ますます海外FXへ投資家が流れるか!

レバレッジ規制の強化は国内FX市場にどう影響するか?

レバレッジ規制が発表されてから国内FX業者などの市場関係者は「現在の25倍でも海外FXよりも低く、少額でトレードを楽しめる魅力が更に低くなる」と反発しており、10倍に引き下げられると国内FX業者は大打撃を受ける可能性があると言われています。

しかし、実のところ、今回の発表以前から国内FX離れが進んでおり、そのことを下記のデータが裏付けています。

国内FX市場の取引高の減少はすでに始まっていた

下記のデータは、金融先物取引業協会が発表している国内FX業者54社の取引高の推移です。
国内FX市場は2010年の2,000兆円から2015年度のピーク時の5,500兆円まで拡大しましたが、2016年度から2018年度までに1,567兆円も減少しています。

特に、金融庁がレバレッジ規制の再強化を発表した2017年9月以前から減少してきていることに着目すべきです。

年度 取引高 ▲減少額
2018年度 4,003兆円 ▲309兆円
2017年度 4,313兆円 ▲911兆円
2016年度 5,224兆円 ▲346兆円
2015年度 5,570兆円

国内FX業者54社の取引高が1,567兆円も減少した原因は、FX取引の仕組みそのものは国内FXも海外FXも同じですが、国内FXのレバレッジが海外FXよりも低すぎるので国内FX離れが進んだと考えられます。つまり、海外FXの認知度が高まるにつれて現行の25倍でも低すぎるとの認識が強くなってきていたと考えられます。

国内FX市場の取引高の推移 金融先物取引業協会データ

出典:一般社団法人 金融先物取引業協会 発表の店頭FXデータのページはこちら

以下で、国内FX離れが進んでいる理由として、

  • レバレッジが規制されている国内FXと海外FXでのレバレッジ効果(資金効率性)の大きな違い
  • 国内FXと海外FXでのレバレッジに対する考え方が根本的に異なること

などについて解説します。

海外FXのレバレッジは資金効率が優れている

レバレッジとは証拠金倍率であり、その倍率が高いほど少ない資金で大きな取引がでます。
少ない資金で大きな取引金額でトレードできるということは、相場予想が当たれば、少ない資金で大きな利益を獲得できるので海外FXは魅力的なのです。

以下で国内FXと海外FXの資金効率の違いを見ていきましょう。

例として、1ドル110円のとき、1万通貨=取引金額100万円のトレードを行うとし、国内FXはレバレッジ最大25倍と10倍、海外FXは平均的な400倍で見ていきます。

国内FX25倍/海外FX400倍でレバレッジ効果を比較

下記の通り、レバレッジ400倍の海外FXは必要証拠金が16分の1で済むと同時に損益は変わらないので、国内FXよりも資金効率(投資効率)が16倍も高いことになります。

必要証拠金 資金効率 利益:1円上昇 損失:1円下落
国内FX 40,000円
取引金額100万円÷25
低い +1円 × 1万通貨 = 10,000円 ▲1円 × 1万通貨 = ▲10,000円
海外FX 2,500円
取引金額100万円÷400
高い
海外FXの方が
16倍高い
+1円 × 1万通貨 = 10,000円 ▲1円 × 1万通貨 = ▲10,000円

国内FX10倍/海外FX400倍でレバレッジ効果を比較

現行のレバレッジ最大25倍が10倍へ引き下げられてしまうと、海外FXは40倍も投資効率が高いことになります。

必要証拠金 資金効率 利益:1円上昇 損失:1円下落
国内FX 100,000円
取引金額100万円÷10
低い +1円 × 1万通貨 = 10,000円 ▲1円 × 1万通貨 = ▲10,000円
海外FX 2,500円
取引金額100万円÷400
高い
海外FXの方が
40倍高い
+1円 × 1万通貨 = 10,000円 ▲1円 × 1万通貨 = ▲10,000円

上記で注目すべきことは、レバレッジ倍率がそれぞれ異なっていても損益には影響がないことです。

レバレッジのことを日本語で「証拠金倍率」と呼びますが、文字通り、レバレッジとは必要証拠金の額を決める倍率に過ぎず、レバレッジの高低によって損益は変動しないのです。損益は、レートの変動額に取引通貨数量を掛けた額だからです(上記の+1円 x 1万通貨の部分)。

海外FXと国内FXではレバレッジの考え方が根本的に違う

ロスカットだけでは追証が発生するリスクがある

ロスカットとは、証拠金残高がある一定割合以下になると強制的に取引を決済して損失を確定することで損失の拡大を防ぐもので、資金残高が無くなることを防ぐ役割があります。

ロスカットは正常に機能していれば損失の拡大を防ぎますが、相場が急変しレートが大幅に変動するとロスカットが間に合わず(正常に機能せず)証拠金以上の損失が発生するリスクがあります。
スイスフランショックなど数多くの相場急変時において巨額の追証金が発生してきていますが、国内FXでは必ず追証をトレーダーに請求します、なぜならば、国内FXはゼロカットを導入していないからです。

海外FXはロスカットに加えてゼロカットがあるので安全

一方、海外FXはロスカットに加えてゼロカットも導入しています。相場急変時では海外FXでもロスカットが間に合わないこともありますが、海外FXでは「証拠金以上の損失」をゼロに戻してくれるゼロカットが導入されており、証拠金以上の損失分の追証を支払わなくて良いので国内FXよりも安心・安全であるといえます。

レバレッジのリスクはゼロカットの有無で変わる

ハイレバレッジではロスカットしやすい面がありますが、海外FXでは、ゼロカットによって最大損失は証拠金の範囲に限定されて追証を負担せずに済むため、ロスカットしか導入されていない国内FXとゼロカットも導入されている海外FXにおいてレバレッジを同じ感覚で捉えるべきではないといえます。

レバレッジ規制に対するまとめ

  • 海外FXの平均的なレバレッジ最大400倍は、資金効率が国内FXよりも16倍も優れている。
  • もし金融庁がレバレッジを10倍まで引き下げると、投資効率は、海外FXの平均的なレバレッジ最大400倍の方が40倍も優れたものになる
  • 金融庁はトレーダーの証拠金が無くならないように、つまり、追証が発生しないレベルまでレバレッジを引き下げたい意向だが、極度に規制してしまうと国内FXの魅力がさらに弱まり、少なからずの国内FX派のトレーダーが海外FX派に転じると予想される。
  • 特にゼロカットが導入されている海外FXでは、ハイレバレッジによってロスカットしやすいものの追証が発生しないので、国内FXで規制が強化されると海外FXへ多くのトレーダーが流れる可能性がある。
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