NY外為市場 米経済指標の好調でドル高

11月25日のニューヨーク外為市場ではドルが上昇、朝方発表された「米耐久財新規受注額」などが好調であったため、12月の米利上げ観測が上昇しドルが買われました。

一方ユーロは、欧州中央銀行(ECB)が2段階の中銀預金金利や資産買入れの対象を拡大することを検討するとの報道で一時1.05ドル台に下落しました。

10月の「米耐久財新規受注統計」は、全体の耐久財受注が前月比3.0%増となり、市場予想の1.5%増を大幅に上回るとともに、民間設備投資の先行指標も大幅に伸びた。指標発表後、ドル/円 は上昇、ユーロ/ドル は下落しました。

ドル/円については、前日のトルコ軍によるロシア軍機撃墜の報道で避難通貨として買われていた円に売りが入ったことも重なり、終盤のドル/円は122.73円での取引となっています。

またユーロ/ドルは、ECBが12月3日の会合で市中銀行がECBに預ける資金の額に応じて異なる金利を課すことや(2段階の中銀預金金利の導入)、資産買い入れの対象を拡大することを検討する見込みとの欧州時間の報道もあって、一時約7か月ぶり安値となる1.05785ドルをつけました。

その後取引が薄くなる中、終盤には0.2%安の1.0617ドルまで持ち直し。

ロイターの調査では、ECBは預金金利を現行のマイナス0.20%からマイナス0.30%に下げるとの見方がコンセンサスとなっているようです。しかし、「ドラギECB総裁は、インフレを加速させたいと思っていますが、10bpの切り下げでは、多分達成できないだろう」というのもコンセンサスになっているようです。

ドル/円        終値      122.70/73

前営業日終値         122.47/52

ユーロ/ドル 終値    1.0625/30

前営業日終値         1.0642/47

海外FXトレーダーの皆様、ユーロ相場はECBの金融政策次第で、どのくらいの量的緩和になるか未だ不透明感があるため読みにくい展開がしばらく続くでしょう、また、イスラム国によるテロ問題は、ユーロ相場以外の米ドル相場などにも影を落とす可能性もあり、来月は米国利上げ、ECB金融政策、テロ問題の3点セットの動向が注目されます。ドル/円、ユーロ/円相場は、米国利上げ/ECB政策舵取りとテロによるリスク逃避行動としての円買いの綱引きに翻弄される可能性もあります。

海外FXトレーダー皆様のご検討を祈ります…

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