米国足元ファンダメンタルズの後退?

10月5日に発表された米国9月ISM非製造業景況指数や労働市場指数が予想を下回ったことを受けて、同日の外為市場でのドル相場は軟調に推移した。ドル/円は120円28銭から120円15銭へ弱含み、一方、ユーロ・ドルは1.1199ドルから1.1220ドルへ強含んだ。

先週3日発表の9月非農業部門雇用者数と失業率の結果も市場予想を下回り、続いた昨日の米供給管理協会(ISM)と米連邦準備制度理事会(FRB)の発表も為替相場の足を引っ張った形であった、足元でのファンダメンタルズが悪化し始めているのではないかという見方も出てきそうだ。

9月ISM非製造業景況指数(総合)は市場予想の57.5を下回り6月以来で最低となり、9月労働市場情勢指数は0.0と、予想外に8月1.2から低下、マイナスとなった4月以来で最低となった。 8月分は2.1から1.2へ下方修正された。

雇用統計後に一時ドルが急落した場面もあったが、米株価の安値からの大幅な反発によってある程度打ち消されたが、年内の利上げを織り込む向きが減少するなかで米国債を中心とる米金利も低下、ドルの上値を追いづらい状況に変わりはないだろう。

先週末の米雇用統計発表以降、米連邦準備理事会(FRB)に10月の利上げへの思惑は大きく後退したが、12月利上げへの期待感が消え去ったわけではない。

明後日には米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の発表も控えているが、今後のファンダメンタルズや国際情勢次第ではあるが、しばらくはドル相場の軟調が続くであろう。

【10月6日】注目される主な経済指標等

*午後8時45分  RE/ゴールドマン週間小売チェーン店販売

*午後9時30分  8月貿易収支(7月418億6000万ドル赤字、予想484億ドル赤字)

*午後11時  10月景気楽観指数(9月42)

*7日午前6時30分  サンフランシスコ連銀ウィリアムズ総裁講演

*午後12:30分  豪準備銀行 政策金利発表

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