海外FX 4月7日 FOMC議事録公表後 米ドル 主要通貨に対し大幅安

4月7日(木) 午前3:00 FOMCの3月会合の議事録が公表されました。

今回も注目点は、もちろん追加利上げでした。

FOMC内で見解が分かれている様子が窺える内容でしたね。

具体的には、2人のメンバーが利上げを支持を発言しましたが、賛成票を投じたメンバーは1人だけで、残りのメンバーは利上げには「慎重な姿勢」を取ることを支持してましたね、全体的には「慎重姿勢」が強いことがわかったわけです。

利上げに対して慎重とならざるを得ない理由としては、世界経済成長の見通し懸念、海外からのデフレ圧力、そして米経済見通しについてFOMC自体が不透明性を感じている、という点が挙げらましたね。

今回の議事録要旨全体を見回すとハト派的姿勢が色濃く、その影響で、米ドルは対主要通貨で6か月ぶりの安値まで急落し、本日午場のドル/円は、17か月ぶりの安値108.62円まで急落しました。

あまりの急落に日本の財務省高官が円高に行き過ぎ感があるとして為替介入の可能性を示唆しましたが、市場では材料視されず、その後も円高が続いた有様でした。
実は昨日の水曜日、ここ数日の円高に関する質問に対し、安倍首相は全く反対の発言をしていたんです、為替介入は避けるべきと述べていたので市場では材料視されなかったのでしょう(なんとなくお粗末さまでね…)

ということで円は各国通貨に対し上昇を見せ、対ユーロとポンドでも急騰、ユーロ/円は124.20円まで円高ユーロ安が進み、ポンド/円は2年半ぶりの安値153.08円まで一気に下落しました。

また、ユーロは対米ドルでも6か月ぶりの高値1.1453ドルまで上昇し、ユーロは対ポンドでもユーロ高となり、20146月以来初めて0.81ポンド台を超えました。

豪ドル、NZドル、及びカナダドルは、コモディティ価格回復により上昇、主因は原油相場の好転ですね(資源通貨はわかりやすいですね)。
昨日、米エネルギー省が発表した米原油在庫が予想外に減少したことにより、原油価格が5%値上がり、直近でのWTI原油先物は1%上昇し1バレル38.13ドルで、ブレント原油先物は1バレル40.13ドルまで価格が上昇しました。この原油価格上昇により、豪ドルは対米ドルで0.76台を、NZドルは対米ドルで0.68ドル台を超え、カナダドルも上昇し、米ドルは1.3055カナダドルまで押し戻されました。

本日これからは、重要な経済指標発表はカナダの雇用統計の発表が控えているだけで、今回FOMC後から週明けまで特に目立った経済指標等が予定されていないので、ドル円相場は徐々に上昇しながら週明けまでに109円半ば位まで戻るのではないでしょうか…..

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