東京外為市場・15時=ドル123円前半、米雇用統計後の上値追いに一服

[東京 9日 ロイター] –
ドル/円   ユーロ/ドル   ユーロ/円
午後3時現在 123.27/29 1.0763/67 132.69/73
午前9時現在 123.19/21 1.0728/32 132.17/21
NY午後5時 123.13/19 1.0739/40 132.24/28

午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ややドル高/円安の123.27/29円だった。

午前中は前週末の米雇用統計の強い内容を好感した底堅い地合いが継続したものの、さらに買い上がる材料に乏しく、午後にかけ次第に上値が重くなった。

 

ドル/円は朝方、多少の利食い売りが観測されたものの、仲値公示にかけて実需筋のドル買い/円売りが流入。

その後もじりじり値を上げ、午前11時過ぎに123.48円まで強含んだ。

8月21日以来の高値圏だが、「日経平均株価や米金利の上昇を受け、ドル買いが利益確定の売りを飲み込んでいる」(国内証券)という。

ただ、午後には株価の上昇も頭打ちとなり、ドル/円も徐々に伸び悩んだ。

 

先週末に発表された10月米雇用統計が予想以上に強い内容となった。

米国の12月利上げ期待が高まり、このところ続いてきた118─122円のレンジから上方向に抜けだす雰囲気も出てきた。

先立つ10月半ばには、米9月雇用統計や小売売上高が弱かったことで、年内利上げ観測はいったん後退していた。

それだけに、12月利上げの織り込みは始まったばかりだとして「年末にかけてドルはしっかりした展開になりやすい」(同)との見方もある。

 

もっとも、目先でさらに買い上げていく材料も見当たらないとして「少なくとも週前半は123円を挟んだもみ合いになるのではないか」(邦銀)との声も聞かれた。

雇用統計の結果は、雇用者数増加、賃金上昇、失業率低下とそろったことで「非の打ちどころがない」(国内金融機関)との評価が出ていたが、指標のぶれが大きいとして「ほかの指標の見極めも重要。

まだ、12月の次の利上げまでどんどん織り込む流れにはなりにくい」(同)との見方も出ていた。

 

週前半は中国で10月分の経済指標の発表が続く。中国の経済データが改善すれば、米国の連続利上げの期待が高まるとの見方も出ている。

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