中国10月CPI、前年比+1.3%に鈍化 PPIは44カ月連続低下、追加刺激策を出動か…

中国国家統計局が10日発表した 10月の消費者物価指数(CPI) は前年同月比1.3%上昇となり、9月の1.6%上昇から鈍化した。市場で集計されたエコノミスト予想の1.5%上昇にも届かなかった。

生産者物価指数(PPI) は前年同月比5.9%低下と、44カ月連続で低下した。低下幅は9月と同水準だった。予想は5.8%低下。

コモディティー(商品)価格の下落や需要の伸び悩みを背景に、中国ではCPIの伸び鈍化、PPI低下というトレンドが続いている。

CPIは前月比で0.3%低下した。9月は0.1%上昇だった。

アナリスト、追加刺激策を予想

アナリストらは、インフレ統計の弱さを踏まえて、一段の刺激策が打ち出される可能性が高まったことでは一致しているが、 追加利下げなのか、財政出動なのか、もしくはその両方なのか、刺激策の手法については見解が分かれている。

コメルツ銀行の新興市場担当シニアエコノミスト、チョウ・ハオ氏は 「金融政策を一段と緩和すべきとの主張は理にかなっているが、中国政府は積極的な財政政策を通じ需要を刺激する方針のようだ」 と指摘。

米連邦準備理事会(FRB)の利上げが見込まれるなかで、中国が年内に追加利下げするのは難しいかもしれない」 との見方を示した。

申銀万国証券のエコノミスト、李慧勇氏は 「PPI統計は、内需の弱さと、実体経済の過剰生産能力問題を浮き彫りにした」 とし「経済の先行きが楽観視できないなか、政府は介入して支援する必要がある。

数カ月以内に利下げと預金準備率引き下げがあると予想する」 と述べた。

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