【FXニュース】ユーロ安は続く、イタリア政局不安で、新興国スワップ運用もありか?

ユーロは本日30日11:30時点で125円10銭まで下げており、下げが目立ち始めた5月22日以降でおよそ5円も下落、ユーロ安が止まらなくなっています。

ユーロは現在3つのリスクを抱えていると言われており、リスク次第ではさらにユーロ安が進むとの見方も出ています。

3つのリスクで一段のユーロ安の可能性も

ユーロ安に関しては、イタリアとスペインの政局混乱、欧州中央銀行の金融政策への懸念といった3つのリスクが指摘されています。

まず、ユーロ圏3位の経済大国であるイタリアの政局混乱が原因でユーロ債やイタリア国債の売りが広がっており、債券価格が下落し利回りが急上昇しています。欧州圏ではイタリアだけでなくスペイン、フランスやドイツの銀行債にも影響が波及しており、欧州でのクレジットデフォルト(債務不履行)の懸念が高まっています。

こういった政局不安に対する反応の度合を測る一つの目安となる銀行の債務不履行に対する保険の保証料に注目が集まっており、実際にイタリア、スペイン、フランスやドイツの銀行の保証料が急上昇しています。

特にイタリアでは銀行資産の約11%を国債が占め、スペインも10%近くを占めており、ユーロ圏の国債価格が下落し金融機関のバランスシートの悪化が懸念されており、2012年の欧州債務危機の再来さえも囁かれている状況にあります。

イタリアでは連立政権から首相に指名されたコンテ氏が組閣に失敗、早ければ7月29日にも再選挙が実施される可能性が出てきていますが、イタリアではユーロ懐疑派が台頭しており、再選挙でユーロ懐疑派の勢力が増せば一段のユーロ安に繋がるリスクも懸念されています。

また、スペインでは与党の汚職問題で野党がラホイ首相に対する不信任決議案を提出し6月1日に採択される公算が高くなっており、イタリアとスペインの政局不安に為替市場は過敏に反応しています。

これらのことに加え、欧州中央銀行(ECB)は昨年末よりテーパリング(金融緩和縮小政策)に舵を切っていますが、緩和縮小でECBが国債の買い入れを縮小すれば金利が上昇してしまい、ギリシアに次いで財政赤字が多いイタリアでは金融機関の破綻などの経済危機を招くリスクも高まるとされています。そのため、ECBは早期の緩和縮小に出にくくなるとの見方も出てきており、ユーロ圏での景気対策のための金融政策とのズレが生じユーロ安に作用する可能性も指摘されています。

ユーロ上げ圧力が弱まっているならスワップ運用もあり

上記のイタリア・スペイン・金融政策リスクは一過性ではなくしばらくはユーロ相場にマイナスの影響を与えていくとの見方もあり、ユーロの上げ圧力がしばらく弱含んでいく可能性があります。

もしユーロ相場が弱含んでいくようであれば高スワップで運用できる新興国通貨にも期待できるかもしれません。

下記は本日14:00のユーロ/トルコリラの30分足のチャートです。

イタリアで18日に連立政権樹立が合意されてからユーロ相場は上昇していましたが、マッタレッラ大統領が組閣に反対したことをきっかけに相場の下落が始まって以来ユーロ安が続いています。

イタリア政局はしばらく混迷を続けそうであり、ユーロの金融政策の先行きにも暗雲が立ち込めているためユーロ相場は弱含んでいく可能性があります。その場合、対ユーロの為替差損リスクは低減するためユーロ/トルコリラやユーロ/南アランドなどの新興国通貨でスワップ運用が有利となるかもしれません。

スワップ運用狙いであれば海外FXが有利です、特に、XM(エックスエム)、TitanFX(タイタンFX)とAXIORY(アキシオリー)の新興国通貨マイナー通貨ペアのスワップポイントの多くは国内FXの2倍~3倍も高く付くのでおすすめです。

今からしばらくは対ユーロスワップ運用がよいかもしれません。

海外FXでのスワップ運用に関する詳細は以下の記事でぜひご確認ください。
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